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2009年12月17日 神奈川県川崎市 7歳 女の子
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セカンドオピニオンとしてご意見をお聞かせ下さい。
7歳の娘の虫歯についてですが、1年半ほど前に歯茎に膿がたまり右上の第二臼歯の虫歯治療したところに再び膿がたまり昨日受診しましたが、抗生剤を処方され様子を見ましょうということになりました。
理由は以下のとおりです。
・歯が少しグラついているので、被せてあるものをはずして再度治療するまでもないこと
・永久歯が生えてくるのが10〜12歳なので、抜歯
をしてしまうと特殊な装置をつけなければならず、それが保険適用でないこと
永久歯への影響については、今の時点で抜いても抜かなくても影響にかわりはない(影響が出るのであれば時すでに遅しということ)とのお話でしたが、膿もおそらく繰り返すとのことですし、あと3年間も放置しておいて大丈夫なのでしょうか? |
こんにちは。あおばデンタルクリニック院長の鷲尾 英郎です。
ご相談のメールありがとうございます。
お子様のことでご心配のことと思います。
右上の第二臼歯に再び膿がたまってしまったのですね。
抗生剤の処方はあくまでも対症療法になり、根本的な治療にはなりません。
7歳とのことですので、一般的に永久歯との交換はまだおきないと思われます。だだし、レントゲンで乳歯の根の吸収の程度や病巣の具合、永久歯の成長の程度を調べ、治療方針を決定する必要があります。
膿がたまっているとのことですので、根の治療(根管治療)がファーストチョイスになります。しかし根管治療で治癒しない場合には、永久歯への影響を考え抜歯が必要になります。
膿んでいるのにそのままにしておいた場合には、永久歯に影響が出ると思われますので、早めに抜歯を行ったほうが良いと思われます。今の年齢で抜歯になりますと、歯並びに影響が出るために保隙装置といわれる装置が必要になりますが、保険適用ではありません。 しかし、治療が必要であれば行うべきだと思います。来院して頂けましたら、具体的にご相談させていただけるかと思います。
また何かありましたら遠慮なくご相談ください。
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